自由に帳票が設計できます。
全ての項目を印刷対象とすることができます。
1ページに複数の人のデータを配置できます。
左側はページの全体像と、各領域のサイズが表示されています。
右側は、水色で示された部分の原寸大の領域で、ここに印刷したい事柄(データや、文字、イメージ、ラインなど)を書き込んでいきます。
レイアウトのエクスポート・インポート
設計したレイアウトは、通常の保存ではデータベースの中に蓄積されていきます。ひとつの「個人データ管理システム Zebra5 」のネットワークの中だけであればこれで十分なのですが、別のネットワークで運用されている「 Zebra5 」のデザインを利用したくなっても、データベースが異なっているために利用することができません。
そのような場合にこの「レイアウトのエクスポート・インポート」機能を使い、レイアウト情報を交換することができます。
設計手順
- 用紙を決めます。
- ドロップダウンリストから用紙サイズを決めます。接続されているプリンタで利用できる用紙がリストアップされています。
- 用紙の向き(縦置きか、横置き)を決めます。
- 1枚の紙に何人分のデータを印刷するか決めます。
- 初期値では 2×5=10 で、10人分のデータを一枚の紙に印刷できるようになっています。
- 画面左下「データ部の高さ」「データ部の幅」の値を打ち変えることで、一枚に納まる人数が変わってきます。
- サイズを調整します。
- 上下左右の「余白」や、ヘッダー・フッターの寸法を打ち変えます。
- 一人分の領域で、印刷項目を設定していきます。
- 画面右側に原寸大で一人分の印刷領域が表示されます。
- ここに印刷したい事柄を設定します。
印刷したい事柄の配置
データ
画面左上からデータを選択します。
画面右側の原寸大の領域でマウスの左ボタンをクリックするとデータ項目を選択する画面が表示されます。
印刷したい表名、項目名を指定し、OKボタンをクリックします。
例えば、表名を個人マスタ。項目名を姓と指定すると次のようになります。
続けてマウスの左ボタンをクリックして、表・項目の指定ダイアログを表示させ、個人マスタの名を指定します。
ラベル
画面左上から A を選びます。
画面右側の原寸大の領域でマウスの左ボタンをクリックすると、文字を入力するダイアログが表示されます。
適切な文字を入力し、OKボタンをクリックします。氏名と入力した場合は以下のようになります。
再配置
ここで、マウスを矢印に戻します。画面左上の矢印をクリックします。
「個人マスタ・姓」の文字の上でマウスの左をクリックすると次のようになります。
「個人マスタ・姓」が選択状態であることを示す点線が文字を囲みます。この状態であればマウスを使って「個人マスタ・姓」を別の場所に移動することができます。
また、コントロールキー「Ctrl」を押しながら、マウスの左ボタンでほかの項目をクリックすると、複数の項目が選択できるようになります。
整列のボタンを押すと、選ばれている項目が指定した方法で整列します。
左から、「左を揃える」「右を揃える」「上を揃える」「下を揃える」となります。
罫線
画面左上の \ をクリックします。
たまま、マウスを移動させると直線が延びていきます。マウスのボタンを離すと、その場所までの罫線が引けます。
マウスを矢印に戻して、今描いた罫線をクリックします。
罫線の両端に□が表示され、選択状態にあることを示しています。また、画面上部には罫線の座標が表示されています。
罫線の両端の資格をマウスでドラッグして、始点・終点を変更することができます。同様に座標の値を入力して Enter キーを押すと指定した座標で罫線が再描画されます。
イメージ
画面左上のイメージをクリックします。
画面右側の原寸大の領域でマウスの左ボタンを押します。
イメージを指定してOKボタンをクリックするとイメージの領域を示す四角が表示されます。
その他
フォント、色を指定できます。
変更対象をクリックして選択状態にしてから、フォント、色の変更処理をしてください。