Zebra5 では、このシステムを利用する人を5段階に分け、ログイン時に利用者のレベル分けをしています。
レベル1は管理者となり、 Zebra5 の全ての機能を利用することができます。
Zebra5 の動作を決定したり、利用者を管理したり、データを管理したりします。
レベル2〜5は一般利用者となります。
一般利用者は Zebra5 の環境を決定することはできません。登録されている個人データの閲覧・編集の権利をレベルにより割り当てます。
登録されている個人データも、表単位でレベル分けがされています。
利用者のレベルと表のレベルを組み合わせて Zebra5 のセキュリティーを確保します。
例題
一般利用者としてAさんがレベル3として登録されているとします。
また、表レベルは次のように設定されていたとします。
レベル3の列を見てみると、個人マスタ、住所、家族、免許、学歴、検診、番号、給与実績には RW と書かれています。また、配属、役職、資格には R のみが書かれ、自己申告と考課は空欄になっています。
このことから、Aさんは個人マスタ、住所、家族、免許、学歴、検診、番号、給与実績のデータには読み書きができる、すなはちデータを閲覧したり、追加修正が行えるということです。
また、配属、役職、資格のデータは閲覧のみが許され、自己申告と考課のデータは閲覧もできない、ということになります。
これにより、個人データメンテナンスでは配属、役職、資格のタブページでは、追加・修正・削除のボタンが利用不可となり、自己申告と考課のタブページは表示すらされなくなります。